「実質、梅雨明けかもしれません。」

　昨日はお休みをいただいておりましたので、午後から久しぶりにボルタリングを楽しんでおりました。数年前に転職祝いに友人からもらったロードーレーサーをえっちら、おっちら草野川の上流に向けて漕ぎ、筋肉に乳酸も溜まってきた頃に堂来清水という水場に着きます。ここはお地蔵さんも祭られた心地よい水場なのです。ほどなくキャンプ場を過ぎ、更に林道を遡行すると、右手側の河原に毛並みも黒々として熊が歩いておりました。瀬音かき消され向こうはこちらには気づいておりません。なかなかマズイ状況です。何しろ向こうは走り出したらウサイン・ボルトよりも速いはずですから。自転車とはいえ私の脚力で逃げ切れるかわかりません。気づかれぬように走り抜け、しばらく登り、でもここらが潮時と踵を返し下り始めすぐに後輪タイヤがパンクしちゃいました。なまじっかチューブーラー・タイヤなんて本格的なタイヤを装着してるもんで修理もままなりません。帰りは
下り基調の路を楽々と帰るはずだったのに、とんだ遠い道程となりました。おまけにだんだん西の空は黒く染まり、遠雷が轟き初め、家に辿り着く前には土砂降りの雨に見舞われたのでした。これが梅雨明けの雨なのかもしれません。
　さんざなボルタリングとなりましたが、劇的に体脂肪が落ちてましたから〇としましょう。（単に一時的に体から水分が抜けただけですが・・・）

　本日は雲が多く蒸し暑いですが、週末の天気予報も曇マークに変わってきております。草野川上流に熊がいるということは、当然、高時川上流の当地にもおります。夜間は食材などはテント内や室内に保管下さいませ。